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パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑧
2012年09月05日
『パティシエになりたい人のための悩み解決!!』前回のブログの続きです。
「パティシエになるには資格がいりますか??」
という質問も、本当によく受けます
そもそもパティシエに関する資格として、どんな資格があるのか、ご存知ですか??
名前くらいは聞いたことあるかもしれませんが、
「製菓衛生師」「菓子製造技能士」
などという資格があるんですよ
でも、実はこの資格がないとパティシエになれないってことはないんです。
資格がなくてもパティシエになれます
ただ資格はあるに越したことはないですよね
やっぱりパティシエとしての信頼・安心感に繋がります
頑張って勉強して、練習して、資格を取りましょう
パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑨につづく
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パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑦
2012年07月17日
『パティシエになりたい人のための悩み解決!!』前回のブログの続きです。
最後の3つめ。
これは、もっとも大事なことかと思います。
それは、人脈的なことです
製菓学校に通う人は、全てではないですが、たいていはお菓子に関わる道に進むと思われます
出世のスピードや目標は、人それぞれ違いますが、遅かれ早かれ、同じような道を進みます
新人時代から中堅時代、ゆくゆくはシェフパティシエやオーナーパティシエになっていく
同じように学校に通い、友人も同じように就職し、同じように成長していく
パティシエは本当に過酷な職業です。憧れのパティシエとして就職しても、そこからも悩みはつきません
同じ時期に学校を卒業し、同じ時期に就職し、友人達も同じように何かに悩んでいるはずです
そんなとき、励ましあえる仲間がいることはとても重要なことですまた、思わぬ解決策が見つかる可能性もあります新人時代は励ましあっていた仲間も、いずれ中堅を経てお店のトップとなっていくわけです製菓学校時代の友人もどこかのお店でシェフパティシエになっているかもしれません自分の知らない斬新なお菓子を作っているかもしれません友人として、レシピを交換したり、スタッフ同士の交流をはかったり、業者からの仕入れ値の情報交換をしたり、業界のトレンド情報を教えてもらったり、あなたがパティシエとして成長すればするほど人脈の重要性が増してきます
学校に1年通うとなると、何か遠回りをしたような気がしてしまいます
でも、学校で学ぶことの中には現場では学べないこともたくさんあります
卒業すれば、あなたも現場に出るのです。現場で学べることは、1年遅くなっても学べます
学校で学んだ基礎があれば、1年の遅れはすぐに取り戻せます。むしろ、3年後5年後には、学校で学んだ基礎があるかないかで、パティシエとして大きな差となって現れると私は考えます
もちろん、学校に行かずとも自身で努力し立派なパティシエになる人もたくさんいます
でもやはり、同じ志を持つ仲間、同じように成長していく仲間がいるということは、大きな心の支えになります。
お金はかかりますが、得るものは大きいと私は考えます
ひとまず、いろんな学校の資料請求をして、体験入学などに参加してみるのがいいと思います。ほとんどの学校が、資料請求も体験入学も無料で受け付けています。お菓子が好きなら、入学するしないは別として参加すると単純に楽しいですよ
パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑧につづく
オススメの本
「プロ調理の基本7 洋菓子」
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パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑥
2012年07月07日
『パティシエになりたい人のための悩み解決!!』前回のブログの続きです。
由来、歴史、科学的観点などの知識
2つめの理由です。
パティシエとしての価値はお菓子を作るだけではないと私は考えています。
お菓子に関する歴史であったり、材料の特性や旬、産地。または、材料の製造工程や科学的な目線からの分析など、いわゆる机上で学ぶようなことを知っているか知っていないかでパティシエとしての価値は大きく変わると思います。この知識がないパティシエは、お母さんがレシピ本を見て趣味でお菓子を作るのと、さほど変わらないレベルだと思います。
また、材料を科学的に理解することで、仕上がりが思うとおりにいかない場合の原因分析などがスムーズです。まわりにフォローをしてくれる先輩やシェフがいる場合は、聞けばその場では解決できるでしょう。しかし、あなたもいずれは教える立場になり、お店のトップになっているかもしれません。聞く人もいない、自分の経験だけでは解決できないトラブルも、科学的な知識があれば原因分析ができる可能性が高くなります。
知っていて損なことは1つもありません。仕事に疲れて家に帰ってから、机にむかってお菓子の歴史や、材料の勉強もこなせる人はなかなかいないと思います。ましてや新人のうちは特に体が慣れていないので、すぐに寝てしまうと思います。製菓学校に通い、お菓子作りの基礎と机上の勉強に励むことをお勧めします。
また、飲食業において最も重要な衛生の勉強も学校では徹底的に教えてもらえます
3つめの理由は、また次のブログで・・・
パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑦につづく
オススメの本
「解いてわかる製菓衛生師試験の手引き 新版」
製菓衛生師の資格の勉強はもちろん、衛生面の勉強に非常に役に立ちます
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パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑤
2012年06月29日
『パティシエになりたい人のための悩み解決!!』製菓学校に通った方がいいのか??
正直なところ、製菓学校を経て就職するのか、未経験ですぐ就職するのか、どちらが正しいということはありません。考え方は人それぞれだと思います。
ここでは、私個人の意見として、お話しますね。
あくまで、どちらが正しいというのは決められないと思っています。
結論から言うと・・・
私個人の意見としてましては、製菓学校には通った方がいいと思います。
でも、条件付ですね。就職する地域などを考慮して、その地域で卒業生を多く出しているような大きな学校であれば通う価値は大いにあると思います。
理由は大きくわけて3つです。
ひとつずつ、紹介していきま~す☆
<同じ基礎技術>
まず1つめ!!
これは、私自身がそういった大きな製菓学校を卒業して、就職して、お店でそこそこのポジションで仕事をしていく上で実際に身に染みて感じたことです。
社員の8割くらいは私と同じ学校の卒業生でした。私が卒業したのは辻製菓専門学校という有名な学校です。みなさんも一度くらいは聞いたことあるでしょう
後輩(部下)に仕事を教えていくなかで、学校で学んだ基礎が同じだということで、余計なことを教える手間が省けるんですよね。
また、学校でこれだけは習得しておきなさいというスキルが共通するので、学校と同じだ、もしくは学校ではこうだったけどこの店では、この部分だけがこうなっていると教えるだけで、新人でもすぐに戦力として考えやすいです。すごい仕事を教えやすいんですよ。
些細なことに思われるかもしれませんが、常に多忙なパティシエにとって、この小さな差が仕事の段取りとして本当に大きな差となって現れてきます。ましてや、かかえる部下の数が多くなるとなおさらです。
あなたが就職した先の上司が同じ学校の卒業生ということも充分考えられますよね。学校にいっていないスタッフに1から全て教えるのと、同じ学校を卒業したスタッフに少し教えるだけで同じ仕事をやってもらえるなら、その上司や先輩も、忙しいときにはついつい同じ学校の卒業生に仕事をふってしまうものですよ。
言い換えると、同じ学校を卒業しているというだけで仕事をふってもらいやすいということです。
ちょっと長くなりそうなので、今日はここまで
2つめと3つめの理由は次回のブログで
パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑥につづく
オススメの本
「プロのためのわかりやすいフランス菓子」
※学校の教科書にも使われていて、オーソドックスなフランス菓子が写真付きで詳しく紹介してあるレシピ本です。菓子の歴史なども紹介されています。
かなりオススメ
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パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ④
2012年06月29日
『パティシエになりたい人のための悩み解決!!』パティシエといってもイロイロ
前回のブログであげたいろんなパティシエの詳細を今日は書きたいと思います
レストランのパティシエ
お食事の〆のデザートを作る仕事です。店の規模にもよりますが、ケーキ屋と比べると設備や材料などが限られています。また、厨房の作りによっては調理部門と共有したりする店もありますので、室温などが高くなるので作業の俊敏性が必要になります。
またケーキ屋とは違い、お菓子は皿盛りで提供し、その場ですぐに食べていただけます。あったかいデザートや極限まで緩くしたムースなど、ケーキ屋のお持ち帰りでは表現できないお菓子が提供できます。また、お皿の上でのデザインセンスも必要となってきます。
ケーキ屋のパティシエ
みなさんが想像するパティシエとは、やはりケーキ屋のパティシエではないでしょうか。
その名のとおり、ケーキを作るのが仕事ですが、実際には作業は分業化されているお店がほとんどです。スポンジや焼き菓子を担当する部門。ケーキの組み立てや仕上げを行う部門。ムースやゼリーなどを仕込む部門。タルトやパイの生地を仕込む部門。チョコを扱う部門。お店によって分け方は様々ですが、1人で全てやるというお店はよほど小さな個人店でない限り、ないと思います。何年もかけて1周してやっと1人前と言えるでしょう。
作るお菓子は、基本的にはお持ち帰りが前提です。ムースやゼリーはやや固めに作るのが基本です。また、基本的には冷たいお菓子になります。また、飾りに流れるようなソースや、溶けてしまうような飴細工などは使えません。
カフェのパティシエ&居酒屋のパティシエ
レストランのパティシエとよく似ていますが、レストランと比べるとさらに設備や材料が限られてくることが多いです。また、紅茶やコーヒーに合う、パウンドケーキやシフォンなど焼き菓子が多い傾向があります。一概には言えませんが、デザート専属というお店は少ないように思います。仕事内容としては調理+デザートや、デザート+接客など少人数で運営するお店が多いのが特徴です。
<居酒屋のパティシエ>
専属でパティシエとして雇ってくれる店はまずないと思います。設備や材料は限りなく限定されます。デザートを仕込むというよりは、出来合い品と出来合い品をうまく組み合わせる。市販のソースを2つ調合する。など、そういった仕事が主になります。また、素人でもできる作業が簡単なデザートの考案を求められると思います。
ブライダルのパティシエ
完全予約制です。お客様の要望のデザートを決められた日に必要な数だけ作る。配合の調整や、スケジュール管理が必要になってきます。また、結婚披露宴や、2次会の場合、大型のケーキを作ることになります。時間的余裕はあるにしても、小型のケーキよりも高度な技術が要求されます。また、お客様にとっては一生に一度のことです。責任は重大です。
パティシエになるには・・・パティシエになりたい人のためのブログ⑤につづく
オススメの本
「パティシエになるには」
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